実施期間は5月28日から6月22日までのおよそ1ヵ月間で、被検者は三菱地所従業員12名です。SleepTech事業を展開するニューロスペースは8月8日、三菱地所と共同で実施した、仮眠室活用による従業員の生産性向上効果検証実験の結果を発表しました。実施期間は5月28日から6月22日までのおよそ1ヵ月間で、被検者は三菱地所従業員12名です。仮眠を取得した期間の午後では仮眠を取得しなかった期間の午後と比較して、客観的な計測データおよび主観的なアンケート結果の両面において「高い集中力」が見られる結果となりました。また日中の眠気についても、仮眠を取得した期間では仮眠を取得しなかった期間に比較して「眠気が低減される」効果が確認されたのです。実験に参加した従業員へのアンケート結果からは、「仮眠を継続したい」意向が80%超と、仮眠効果の実感と継続の意向が強かったのです。三菱地所 人事部長 相川雅人氏は、「従業員にはこれまで以上に仮眠を効果的に取る習慣を付けてもらうことを期待するとともに、生産性向上および健康面の観点から、自身の睡眠に対する関心を高めてもらうようにしたい」とコメントしています。