“昨今では、料金の安さからキャリアではなく、格安SIMを利用しているユーザーが増えています。
この記事を読んでいる読者の皆さまも、
「少しでも料金を安くしたい、プランの見直しを考えている」
という方も多いのではないでしょうか。
日本国内では、スマホ利用者の約4割が格安SIMを使っていると言われています。
ただ、格安SIMには様々な料金プランがあります。
データ通信だけでなく、通話プランも組み合わせないといけないので、正直どのプランを選べいいか分からない、プランの見直しをしたくてもよく分からない方が多いです。
そこで、今回は格安SIMの料金プランを選ぶ際に、安さだけで選んではいけない理由とプランの選び方をご紹介します。
今お使いのプランが自分に合っているのか?
この機会に是非、見直しをしてみてください。
■ポイント①:使用しているデータ量、通話時間を確認しよう!
まずは、皆さんの先月使ったスマートフォンのデータ量と通話時間を確認しましょう。
今、すぐにデータ量、通話時間ともに把握している方は問題ありません。
「え?先月のデータ量や通話時間なんて、明細を見ないと分からない!」
という方は、要注意です。
まずは、毎月自分がどんなスマホの使い方をしているのか?しっかり把握しておくことが大切です。
自分が使っているデータ量が分からずに、料金プランの安さだけで選んでしまうと無駄にお金を払ってしまったり、容量が足りなくて結局追加料金を支払うことになる、なんてことも少なくないからです。
データ量や通話時間の確認は、お使いの格安SIMのマイページにログインすると分かります。
また通話時間は、合計でみるよりも一回あたり何分の電話をしているか?
誰にかけていることが多いか?
確認しておきましょう。
電話をかけている相手が、ほとんど家族であるという方は家族割に加入した方が安くなることがあるからです。
またプランによっては、最大5人まで限定で長時間の通話が安くなるというものもあります。
また同居でなくても、家族であれば家族割が適用されより安くお得に使えるプランもあります。
まずは、普段のご自身のスマホの使い方を把握するところから始めましょう。
■ポイント②:データ量残高、繰越ができるかどうか?
そして、次に大切なポイントは月に使えるデータ量の繰越ができるかどうか?
これが大きなポイントになります。
データ繰越、というのはその月で使い切らなかったデータ量が翌月に持ち越せるというものです。
例えば、毎月3GBのデータプランを月額980円で契約しているとします。
今月は2GBしか使わなかったから、来月は残りの1GBと3GBを合わせて4GB使えるという計算になります。
このプランは普段、あまりデータ量を使わない方や、月によってデータ使用量のバラつきがある、という方におすすめです。
ただし、毎月5GB以上使うという方には格安SIMの中でも大容量プランをおすすめします。
大容量でまとめて契約した方が、料金は安くなることが多いのでこの機会に改めてプランを見直してみてください。
普段、SNSを閲覧するだけといった方やインターネット検索が主な使い方、という方は無駄なく使い切れる3GB以下のデータ量にすることをおすすめします。
毎月の使用量が3〜4GBという方は、5GB以内で月額1,200円など、少し余裕を持ったプランにするとストレスなく使えます。
■ポイント③:通話プランの見直し
最後に、通話プランの見直しをしてみましょう。
普段は、通話はあまりしないという方であれば、22円/30秒の料金プランでもいいかもしれませんが、長時間電話をかけるという方であれば、定額プランの方がお得になります。
定額プランの場合は、10分以内の通話であれば回数無制限で月額1,200円程度というものが多いです。
10分以上の長時間、電話をされる方はかけ放題プランを追加して料金を抑えましょう。
ただし各会社によって、格安SIMの料金プランは異なるので一番お得なものをこの機会に探してみてください。
■まとめ
格安SIMは、月額が安いと評判ですが決して安さだけで選ばないようにしてください。
今、ご自分が使っているデータ量、通話時間をしっかり確認して無駄のないプランを選んでくださいね。”