“これからハイエンドモデルのスマートフォンを購入されるユーザーのために、ハイエンドモデルのスマートフォンに見られるCPUの特徴を案内していきます。
そもそもCPUとは、「snapdragon」など搭載されているCPUの種類によって性能が異なるので注意してください。たとえば、ハイエンドモデルのスマートフォンといっても、画素数などカメラ性能に力を入れているスマートフォンもあるため、すべてのハイエンドモデルのスマートフォンは、すべてCPUのクオリティが高い・・・というわけではありません。
また、パソコンやスマートフォンはどちらも最新のCPUが搭載されているモデルであれば、基本的に「ハイスペック」と思ってよいでしょう。ただし、さきほどのsnapdragonでもそうですが、CPUの名称がかなり似通っているので、以下のことをおさえていないと性能がおとるsnapdragonなど、CPUを購入してしまうことになります。
まず、CPUについての重要ポイントとしては、「snapdragon800番台」が現在では最新のCPUになります。スマートフォンのランキングサイトでスマートフォンの性能をチェックすると、あれもこれもハイスペックスマートフォン・・・と案内しているので注意してください。
このようなスマートフォンのほとんどは、実をいうとsnapdragon700番台などが混じっているものなので、結構な性能差があるハイエンドモデルのスマートフォンとなります。
snapdragon以外のCPUにもいえることですが、「番号が高いものほど最新のCPU」というルールがあるので、必ずこちらをチェックするようにしましょう。ハイエンドモデルのスマートフォンであればsnapdragon700~800番台、ミドルレンジモデルのスマートフォンであれば400~700番台のsnapdragonが搭載されていて、Googleのスマートフォン、iPhoneシリーズのスマートフォンでは搭載されているCPUがちがうという特徴もあります。
そのほかのチェックポイントとしては、「2022年登場のCPU」はさらにCPUの名称が細かく異なっているので注意してください。
たとえば、「Snapdragon 8+ Gen 1、Snadpragon 8 Gen 1、Snapdragon 7 Gen1」などが今では知られるようになりました。注意してほしいポイントは、ただ細かく名称が異なっている・・・だけでなく、7~8にかけて新世代のCPUになっているところです。
つまり、snapdragon 8+は最新のCPUであるsnapdragon888よりも、CPUとしての性能は上なのです。これは8、7ともにいえることなので、snapdragon888が最高のスペックを有する・・・というふうに、勘違いしないようにしてください。
補足となりますが、Snapdragon 8はハイエンドモデルのスマートフォンに搭載されているCPU、Snapdragon 7はミドルレンジのスマートフォンに搭載されているCPUと覚えておいたほうがよいです。というのも、現在では高性能なCPUを搭載しているモデルはハイエンドモデルのスマートフォンだけではありません。
価格にして5万円を切るミドルレンジモデルのスマートフォンでさえも、今ではゲーミングスマホ並みのスペックをもつものが増えているのです。近年では、ハイエンドモデルのスマートフォンが価格高騰しているため、この問題は小さな問題とはいえないレベルになっています。”